Spay Vets Japan | スペイ ベッツ ジャパン | 繁殖予防に特化した早期不妊去勢手術専門の獣医師団体

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団体メンバー
三宅 達彦
三宅 達彦
三宅写真事務所 代表/大阪府
プロフィール
三宅先生は、大阪府立大学をご卒業後、行政獣医師として勤務されました。
現在は、フォトグラファーと専門学校教員としてご活躍されています。
メッセージ
幼少期に殺処分問題を知り、少しでも不幸な動物を助けたいと獣医を目指し、大阪府立大学生命環境科学部獣医学科を卒業後、2014年に尼崎市役所に入庁しました。

入庁半年で導かれるように動物愛護センターに異動となり、2020年3月に退職するまで動物愛護センター職員として勤務しました。離乳前子猫は譲渡せずに殺処分という当時の条例解釈及び市の方針に納得がいかず、上司の決裁も取らず、ほぼ独断で離乳前子猫の育成を開始しました(当時の他職員からの冷ややかな目は多分一生忘れません)。1時間の昼休みを15分×4回に分けて、ミルクをあげるという、ちょっと無理のある主張を容認してくれた動物愛護センターの先輩方には感謝しかありません。

恐らく公務員としては過剰な愛護精神を持っており、ガスによる殺処分は絶対にしたくないという思いから、センターに異動後は1頭のガス処分も行いませんでした。その一方で、「動物愛護センターは最後の砦」という姿を市民に示し続けることが殺処分低減に繋がると信じ、市民に対しては厳しい姿勢を取り続けました。そこのバランスの取り方が難しかったです。

中核市における殺処分低減や諸問題の解決のためには、ボランティアさんや獣医師会、県職員など、あらゆる人々との関係づくりが不可欠であると考え、色々な関係を築くことに奔走しました。
公務員としての終盤は、Spay Vets Japan理事の野村獣医師とともに、多頭飼育崩壊の対応に市内を走り回りました。

現在は、フォトグラファーと専門学校教員という二足の草鞋で活動しています。専門学校教員としては、動物に関わる仕事を目指す学生に対し講義を行う中で、野良猫問題等についての啓発を積極的に行っています。

2023年度中に、西宮市内にてトリミングサロンを併設したペットフォトスタジオを開業予定です。写真を通して、飼い主とペットの絆をより深いものにしていきたいと意気込んでいます。臨床獣医師ではないため、皆様とは違う形で貴会の活動に協力させていただければと考えております。
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