Spay Vets Japan | スペイ ベッツ ジャパン | 繁殖予防に特化した早期不妊去勢手術専門の獣医師団体

寄付について
ごあいさつ|スペイ ベッツ ジャパン
Greetings
ごあいさつ
Spay Vets Japan 代表理事
Spay Vets Japan 代表理事 橋本 恵莉子
Spay Vets Japan 代表理事/獣医師
橋本 恵莉子
私はかつて一般開業病院の勤務医でした。そこでは、ペットの不妊去勢手術は飼い主の意思に委ね、月齢が6か月齢以下であれば手術を延期していました。しかし、それは獣医師として、とても愚かなことだったと今だからこそわかります。私は縁あってペットの過剰繁殖問題を知ることができ、今では繁殖予防を専門とする獣医師となりました。しかし縁がなければ、私は今でもかつての姿のままだったかもしれません。そしてそれは、今の日本の開業獣医師の決して少なくない姿なのです。そのことがどれほどの予期せぬ発情や妊娠出産を助長し、沢山の飼い主と犬猫を苦しめていることでしょう。

実際、私の運営するスペイクリニックにも年間4000頭を超える猫が不妊去勢手術を受け、それでもなお予約は先まで埋まり、手術が追い付いていないのが現状で、中には、捨て猫・自宅で思いがけず増えてしまった猫・過剰繁殖の末近隣トラブルのもととなっている猫・発情で困惑しているのに6か月齢未満だという理由で手術を断られた猫など、過剰繁殖問題の渦中にいる猫達が数多くありました。これはもう、根本的に日本の獣医師の在り方を変えなければ私一人では手に負えない...と強く思いました。

そこで立ち上がったのが、獣医師団体Spay Vets Japanです。私と想いを共にする獣医師が団結し、まずは問題提起し、それに立ち向かう私達の姿を見てもらいたい。そして積極的に不妊去勢手術を進める重要性、特に早期不妊去勢手術のメリット、安全性、必要性を、学術情報と実例をもって声を合わせて提唱し、技術交流の機会を設けます。その繰り返しで、どの獣医師にもペットの不妊去勢手術において自身がどれほどの社会的責務を担っているのかの気づきを与え、より積極的に責務を果たすことへの意欲と自信を与えたいのです。

そして、それが連鎖的に獣医師の間で広がり、気づいた時には「ペットは5か月齢までに手術をするのが当たり前」だと、獣医師も一般市民も当たり前のように口にする。そのように日本中の意識が変革されたとき、数えきれないほどの犬猫が救われるのです。それこそが、真の動物愛護なのだと日本中の誰もが気づくはずです。その改革のリーダーシップを担うのが私たちSpay Vets Japanです。必ず、やり遂げますので、応援をどうぞよろしくお願い致します。

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